昔ながらの畳の間がある玄関の建具を取り払って、広い玄関にしてほしいとのことでした。ふすま、障子をとり、梁を補強して柱をとることで、広い玄関ホールになりました。床は広巾の縁甲板貼り、天井は銘木杉、あじろ貼りの掛込み天井にして、変化のある中にも落ち着いた和風の玄関にしました。 玄関内部を広くするのに合わせて、玄関扉も新しく取替えました。ポーチも黒みかげ石に貼り替え、万本格子の引戸にして、落ち着いた和風の外観にとけ込むようにしました。